「生きる」を考えるシリーズ第二弾。
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ここからは「生き抜ける術を身につける」ために子育てのゴール地点ではどういう状態になっていたら良いか、そうなるために親が子どもにできることはために何が必要か、を考えていきたいと思います。
今回は「病気にならない身体をつくる」についてです。
病気の原因
人はなぜ病気になるのでしょう?
…それがわかったらどんなに楽か。
残念ながら、私は医師ではないので詳しいことはわかりません。きっと医師でも原因がわからない病気は多いでしょう。なので、病気の原因を根本的に排除できるようにする、というのは中々現実的ではなさそうです。
病気になったら?
病気になってしまうことは仕方のないこと。かかってしまったら、なんとかして回復すればよいのです。
回復の手段として、病院での治療や投薬があります。病気のプロフェッショナルに対応してもらえるので、その効果はあらゆる手段の中では最も有効だと思います。
症状が重い時などは合併症などもあるので、特に子供が小さいうちは、心配なことがあったらとりあえず病院には行っておきたい、と考えています。
病気を予防する
かかってしまったら仕方ない。でも、もっといいのは病気にならないことです。つまり、予防をするということ。
病気にはなっていない状態ですから、病院にお任せすることもできません。予防は自分でなんとかするしかありません。
では、どうしたら病気は予防できるのでしょう?
生まれながらの予防手段、免疫
病気を予防する手段として、私たち人間はとても大きな武器を持っています。「免疫」です。
免疫(めんえき、immunity)というのは実体的な言葉で、感染、病気、あるいは望まれない侵入生物を回避するために十分な生物的防御力を持っている状態を指す。- Wikipedia
人間は生まれながらにこの機能を持っています。ただ、この力は無限ではありません。身体が弱っている時に病気にかかりやすいのは、このためですね。
免疫力を高めることが病気予防への近道
よく、病気にかからないようにするために…ということで挙げられるのが、
- バランスのとれた食事
- 良質で十分な睡眠
- 適度な運動
などですが、これらは結局、免疫力を高めるためのものなんですね。
身体を保つために必要な栄養素が欠けていれば、その回復に免疫力を使ってしまいます。睡眠が不十分で疲れがあれば、またしかり。
運動は免疫力を高めるとされていますが、度を超えたハードなトレーニングなどは身体を傷つけることになり、逆効果です。
大切なのは、本来ある免疫力を常に最大限に発揮できる状態であること。これこそが「病気にならない身体」なのではないでしょうか。
病気にならない身体をつくるために親が子どもにできること
では、子育てにおいて、親が子どもにできることは何でしょう?
最終的には、自分の身は自分で守れるようにしなければなりません。なので、子育てのゴール地点では、
- 自分の体調を自分自身で把握する
- 体調が悪い場合にどうすれば回復するかを考え、実践する
- 本来ある免疫力を最大限に発揮できる状態を自分でつくる
これらが自分ひとりでできる状態になっていてほしい、と思います。
そのために、子育て中にできることはなにか。私は下記のように考えました。
- 自分の体調を他の人に伝えられるようにする
- 体調が悪かったときに、どういった回復手段があるのかを紹介し、一緒に実践する
- 本来ある免疫力を最大限に発揮できるためにできることを紹介し、一緒に実践する
何もしらない子どもに、いきなり体調を回復しろと言っても無理な話です。
大人は自分の体調が悪いと思ったら、まず病院に行くかどうかの判断をしますよね。病院に行くこともあるけれど、いつもより早く寝てみたり、温かい飲み物を飲んでみたり、野菜を多めに食べてみたり、市販薬を飲んでみたりすることもあります。この判断は、いきなりできるものではなく、それまでの経験や試行錯誤を通してできるようになっていくものです。
一人前になった時にできる限りこの判断が正確にできるように、子育て中には、できる限り多く経験や試行錯誤を重ねられるようにしたいな、と思っています。
ではもっと具体的にどんなことをすればいいのか?体調を崩したらどうする?
これは私もやってみないとわかりません。私自身も、まだまだ半人前の母親。日々の生活の中で試行錯誤しながら探っていこうと思います。その結果はまた日々の記録として記事にしていきますね。
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